[ご案内]西日本タンポポ調査 福岡説明会のお知らせ
- tanpopofukuoka
- 2015年4月11日
- 読了時間: 2分
こんにちは、九大タンポポ調査事務局の満行知花です。
今日は、西日本タンポポ調査 福岡県説明会(北九州)の日。
北九州いのちのたび博物館へ行ってきました。
モウコタンポポ、ヤマザトタンポポと、福岡市では珍しい在来タンポポの観察会もありました。
北九州市では、車道沿いなど都市的な環境に、在来倍数体タンポポが生えているようで・・・
一見外来種のよう。
昔から日本に生育している在来種(カンサイタンポポなど)とヨーロッパから侵入した外来種(セイヨウタンポポやアカミタンポポ)は、外総苞片という部分が反り返っているかどうかで見分けがつきます。

しかし、観察会では外総苞片の反り返りのない、"一見在来種のよう"な外来性雑種が沢山見られました。
今年は、福岡市でもそのようなタンポポが多い気がします。
在来タンポポの遺伝子を多く取り込んだ雑種タンポポが広がっているのでしょうか。
お家の近くに生えているタンポポを見てみてください。
下のようなタンポポを見つけたら要注意ですね。
本物の在来タンポポ (モウコタンポポ)

外来種(雑種)のようだけど、外総苞片の反り返りがないもの

福岡にお住まいのみなさま、反り返りがあってもなくても、ついでに1つ、花を取って、
ぜひ調査票と一緒に下記住所に送ってください。
福岡市東区箱崎6丁目10-1
九州大学総合研究博物館
タンポポ調査実行委員会 福岡事務局
明日は、福岡市の説明会です。
九州では福岡城周辺にだけ沢山生えているカンサイタンポポ。
黒田官兵が持ち込んだのでは!?
というお話が福岡市美術館であるようです。
日時: 4月12日(日) 10:00-12:00
場所:福岡市美術館
参加費:無料
希望者のみ、午後から福岡城のカンサイタンポポ観察会
ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。
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